昨年度、エゾシカ用の囲いワナを「知床エゾシカファーム」と共同開発し、
知床地方の斜里町にワナを設置して冬期運用をしました(猟期11月~翌年3月)。
ワナ周辺は積雪によって相対的に柵の高さが低くなるため、定期的な除雪が必要になります。
しかし昨シーズン(2014)は知床地方豪雪のためワナ周辺の除雪が間に合わず、
エゾシカを捕獲することができませんでした。

2年目となる今シーズンは11月中旬から同じシステムで運用をはじめ、
幸い現地の積雪も少なく、ワナに馴化するエゾシカをWebカメラ上で確認できていました。
12/7、エゾシカの一群がワナにはいったところで
インターネット遠隔操作で落とし扉を落とし
5頭のエゾシカを生け捕りにすることに成功しました。

ワナの運用は3月まで行う予定です。

※１２月２５日　追記

当エゾシカ捕獲わなの記事が、12月17日付読売新聞　及び

12月19日付北海道建設新聞に掲載されました。